生まれて初めての沖縄合宿

中学生の頃、生まれて初めて沖縄に行くと言う体験をしました。
沖縄と言えば南国で綺麗で美しい海と、食べ物がおいしいイメージがありました。
しかしたどり着いた沖縄では過酷なトレーニングが待っており、イメージを連想させるものは何ひとつありませんでした。

選抜チームとして選ばれた者だけが参加できる陸上部の強化トレーニングで、強者ばかりが集まった合宿でした。
その中で陸上長距離女子中学生部門で選ばれた私は、女子高校生と強者揃いの中学生の中でかなり下っ端の状態。
練習についていくだけでも大変な状態でした。

毎日の過酷なトレーニングは現地の中学校の1室を借りて行われ、食事はすべて学生たちの手作りでした。
学生たちの手作りと言っても、まだまだ料理を知らない中学生や高校生の集まりです。
その料理の味と言ったら、かなりマズイ。
最低最悪の料理でした。
生まれて初めてこんなに不味い料理を食べたと言った感じでした。

トレーニングは毎日過酷なものばかりでついていけず、落ちこぼれ組に入るほどでした。
肉体的にも精神的にも追い詰められた私は、生まれて初めてホームシックにかかりました。
家が恋しくて恋しくてたまらない、家族に会いたい。
そんな思いが駆け巡り、お母さんに電話をしてしまいました。

お母さんの声を聞くとほっとして涙があふれ、今考えると心配をかけてしまったかなぁと思います。
母は、自分で決めた道、自分で選んで参加したしたことだから最後までけじめをつけなさいと励ましてくれました。
母の言葉を受けて我にかえり、それから二週間の合宿生活を乗り切りました。

この強化合宿でのトラウマが現在も心のどこかに残っており、沖縄と聞くといいイメージがないのが現状です。
勝手なトラウマで申し訳ありませんが、いつかこのイメージを覆すためにも一度観光で沖縄に立ち寄り、バカンスを過ごしてみたいなぁと思っています。

沖縄はとても美しい所だと聞きます。
しかし私の場合沖縄のいい所をまったく見る暇なく帰ってしまったのでもったいなかったなと思います。
せめて海でのトレーニングをしてみたかったな。
次は必ず素晴らしい沖縄を体感しに行きたいです。